2005年06月16日

Azrael : 第1日

この日記には一部ネタバレを含みます。
また、内容の一部は実際のゲーム内容と異なる部分があります。

 …なんだ、俺の顔に何か付いているのか?

 …俺?

 俺の名など聞いてどうする。

 別に勿体を付けている訳ではない。面倒くさいことが苦手なだけだ。

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 俺の名は Azrael the Sacred。名前の由来は特にない。俺が生まれる前から、親は「Azrael」だと決めていたそうだ。後ろに付いているのは、親が名前を付けるその瞬間に「後ろに『the なんちゃら』が付いてると流れの傭兵っぽいかも★」などという珍妙な思い付きを起こして小一時間悩み、その挙句なのだそうだ。名前の表示フォント的にこういうお冠を付ける方が雰囲気が出る、などと意味不明なことを口走っていた。まぁいい、たかが親だ。

 この Aven の街は悪くなかった。街には空気というものがある。その空気が合わない街に住むのは、精神衛生上良くない。はしゃぎ過ぎず、沈降せず、物事は程々がよい。これは、ドルイドの教えでもある。

 そう、俺がこの街のドルイドだ。俺の親も、先祖代々からこの Aven の街に住み、ドルイドとして人を助け、街を助け、自然への力となってきた。「いいドルイドのいる街に、悪いことは起こらない」という格言がある。何とかいう渡りの吟遊詩人が残していった言葉だ。Aven も、昨日までは悪くなかった。そう、昨日までは。

 Aven は、王冠を称える祭りの日だった。毎年行われるこの祭りで、王冠を授かる御子と、王冠の守護者が選ばれる。今年は、俺が王冠の守護者に選ばれた。これは実に栄誉あることだった。人々が俺を守護者と呼び、誰もがこの愉快などんちゃん騒ぎが明日からも続いていく、そう信じていた――。

 しかし、そうはならなかった。泥酔して眠り込んだ宿で俺が目覚めた時、Aven は禍々しい気に満ちていた。他の人間ならいざ知らず、この街のドルイドである俺にはすぐに分かった。世界に何が起こり、何が始まろうとしているのかを。

 慌てて宿を飛び出す俺に、周囲からの視線が突き刺さる。「いいドルイドのいる街に、悪いことは起こらない」はずだったのだ。だとしたら――俺は、ドルイドとして不適格だというのだろうか?厳しい修練を絶やさず、自然への畏怖敬愛を片時たりとも失わぬこの身が、何かを見失っていると?

 悩む暇はなかった。この街を、あるべき道に戻さなくては。

 一人の愚かなドルイドの、長い、長い道程は、こうして幕を開けた。それが、実に悩み多き道程となることを、Azrael the Sacred は木々のざわめきから聞き識っていた。

 「…ステータス振り、どうしたらええんやろか…」

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ドルイドの言い伝え

 「ステータス振りは、決めてから select を押せ」

 レベルアップ直後に select ボタンを押し、ステータス振り分け画面に入る。ここで、ポイントを振り分けずに画面を抜けてしまうと、レベルアップ時のポイントが消滅してしまう。

 Azrael the Sacred は不幸にも、「Diabloと一緒で後でまとめてポイント割り振ればいいや」などと考え(警告をよく読まずに)画面を抜け、レベルアップ時のポイントを一度消滅させている。もちろん、前のセーブポイントからやり直したが。ダンジョン潜り直しであった。


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今日の Azrael the Sacred

 Lv.6。Decoy を呼べるようになる。体力回復ボーナスの片手棍棒(これだけオレンジ文字)を拾ったが、回復能力はさほどでもない。しかし、クリティカル発生率アップはかなり効果的な模様。
posted by shimatch at 08:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ドルイドの見果てぬ明日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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